沢好坊(さわこーぼー)
sawakobo.exblog.jp

渓流・源流好きのB級フライマン沢好坊のBlog ・・・「日常の雑記・食記」に加え「フライ釣行記」とごく稀に「フライネタ」も
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
リンク
お気に入りブログ
最新のトラックバック
サブロウの故郷から~そのに。
from G×Labo
凄腕
from Standy's FlyFi..
松山名物
from 松山
慣用句:分がある(ぶがある)
from ことわざ・慣用句辞典
「ピザ釜」づくりのイベント
from ShopMasterのひとりごと
海釣りへ行きましょう
from 海釣り@爆釣SPOT@情報と..
でかいプリンはイイ!
from toshio10
上村愛子の始球式にどよめき
from 宝物のフレンドリーBlog
交流戦観ながらバイラルCM☆
from 世界おもしろCMランキング
公立中学校の現状
from 月数千円で子供を志望高校に合..
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
沢好坊
<   2006年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧
9月5日~9日 木曽釣行
f0022098_2120544.jpg
 9月5日~9日、釣り道具にシュラフやコンロ等のキャンプ道具を携え、木曽方面へ単身宿泊釣行に向かった。この時期の恒例行事となりつつあるが、今回の顛末はいかに…


【9月5日 木曽水系】

 5時少し前、自宅を出発。木曽方面へ車を走らせる。昨シーズンから導入したETCの通勤時間帯割引の恩恵を受けるため、中津川ICを6時過ぎに通過するいつもの算段である。道中スムーズに進み、IC手前の恵那峡SAで時間調整を兼ねた朝食を摂る時間も持つことができ、R19を経由して目的の渓には7時過ぎに到着となる。まとまった雨がなかった影響からか、水は少ない。天気も上々、ウェットウェーディングで上流を目指すことにする。
f0022098_21222564.jpg
 車止めから林道を15分ほど歩き入渓する。やはり水は少なく反応は乏しい。入渓から1時間以上経ってから木曽のアマゴ、タナビラの出迎えを受ける。上流部はイワナの渓と思っていたので、意外な1匹であった。
f0022098_21232725.jpg
 2匹目は小振りながら僅かにオレンジの斑点を纏ったヤマト系のイワナがヒットする。ところが、ここから先が続かない。カタ付近での反応はあるが、フッキングまでには至らない。喰いが浅くバラシもしばしば、3匹目が遠い。この渓は、奥が深く最深部まで詰めたことはない。この先の釣行もあり、携帯も圏外、単身では危険を冒してまで詰めることを避け、3匹目をヒットさせた後、沈黙状態に陥ったため脱渓する。林道を1時間以上かけて車まで戻り、下流部でタナビラを狙ったものの見事撃沈、初日の釣りを終える。
 翌日のstandyサン、garyサンとの合流に備え南下し、フォレスパ木曽にある恋路の湯にて温泉につかり、同所のパーキングにて車中泊とした。


【9月6日 南信の渓】

 6時半、待ち合わせ場所にstandyサンを助手席に乗せたgaryサンの新車、エスクードが到着。朝食、洗面が済み、勝負を挑もうとしていたところであったため、挨拶もそこそこに個室に入る。身軽になって2台で出発、峠を越え山間の集落に到着する。ここからは悪路走行になるため、新車のエスクードには暫し休息いただき、間もなく10年選手になろうとしているクロカン四駆で林道を上がっていき目的の渓を目指す。
f0022098_23175218.jpg
 ここは昨年の同時期にstandyサンが尺イワナを上げ、僕も9寸イワナ、8寸アマゴをゲットしたゲンの良い渓である。おそらく、garyサンもstandyサンからこの話を聞いているはずである。3人とも気分はHighであったろうと思うが、入渓して3人交互に釣り上がるが、反応が乏しい。やがて雨も降り出し、雨具を持たずに入ったため、この区間では3人ともサカナを射止めることなく脱渓、車まで戻ることになる。
 野営場にて雨を避けながら昼食を摂り、午後のプランを練る。この渓の下流部に入ることにし、未舗装路を下っていく。途中、幾つかの崩落や鉄砲水後の修復箇所を越え、入渓できそうなポイント付近に車を止め、上下流に分かれて入る。雨のせいであろう、上流部よりも明らかに水は多く、流れにも勢いがある。そんな中、比較的緩やかな流れを流したフライへの反応は幾度かあったものの、結果は得られず、この区間ではgaryサンだけしかサカナを拝むことができなかった。やや意気消沈気味でこの渓のメジャーポイントと思える堰堤の続くポイントにラストチャンスを賭けることにする。
 気持ちとは裏腹に、反応がないまま時間が過ぎていく。最終堰堤ひとつ手前の堰堤下を流したアダムスパラシュートに大きな飛沫が上がり、ロッドが弧を描く。久々の好感触を楽しむ心の余裕はなく、無事ランディングすることしか頭にはない。ネットに収めると体側にオレンジの斑点のある8寸のイワナである。体高もあったため、そのサイズ以上に存在感がある1匹であった。あとは写真に収めるだけと、ベストのポケットからデジカメを出し、シャッターを押そうとしたその瞬間悲劇が起こる。湿気によってレンズが曇っていたため、タオルで拭こうとして気を緩めたそのとき、ネット内のイワナがひと暴れ、見事にネットを飛び越え、流れの向こうに去って行かれてしまった。「あ~っ!」と声とも悲鳴とも付かない声を出し、暫し全身フリーズ状態に陥ってしまった。
f0022098_23184835.jpg
 とりあえず「ボ」を回避することができた安堵感と記録に残せなかったショックから、最終ラウンドは辞退、ふたりより先にロッドオフにする。
 結局3人とも何とかサカナを拝むことができ、雨に打たれた体を美肌効果の高いとうたっている温泉で癒し、ここで両氏と別れ、釣行2日目が終了となった。


【9月7日 木曽水系】

 昨晩、時折強い雨脚を伴ないながら、止み間なく降り続いた(と思われる)雨も早朝には上がり、空に明るさも戻っている。途中のコンビニで仕入れた朝食用のパンと牛乳で朝食を済ます。この日から3日間、標高1,000mを越える高原の渓に挑む予定である。
f0022098_23512547.jpg

 車止めゲート手前に車を止め、徒歩で入渓する。前夜の雨の割には水量は安定してるが、水温は9℃と、この時期にしてはかなり低めである。前回、この渓を訪れたときはコンスタントに反応があり、2桁を裕に越える釣果が得られたのであるが、この日は反応も乏しい。レインウェアは身に着けているものの、時折薄日が差す天気である。
f0022098_0144017.jpg
けれど、最初の1匹が得られるまで2時間も要すこととなってしまう。そこから少し続けて反応があり、昼食前までに7匹ネットに収めることができた。
f0022098_014225.jpg

 昼食後もその渓を釣り上がる。
f0022098_0153665.jpg
反応はあるが、フックに乗らなかったり、バラしたりの連続である。15時を回り、雲行が怪しくなってくる。ちょうどすぐに林道に上がれる箇所であり、車まで引き返すことにする。間もなく入渓点というところまで来て、雨がやや強く降り出す。その後、雷鳴が轟きはじめ、この日はここで終了となる。
 一旦雨が上がったところで少し早めの夕食とし、温泉に向かおうとした頃、再度の雷雨が到来、2時間ほど温泉でゆっくりした後、宿営地に戻り、雨の中3日目の車中泊を迎えた。


【9月8日 木曽水系】

f0022098_926285.jpg
 前夜の雨も上がり、雲の切れ間から薄日が差し込む。気温18℃、スリーブレスのシャツでは少し寒さを覚える陽気である。この日も足を使ってメジャー河川の上流部に入る。先行者らしき車両も見られるが、入渓ポイントが多いので気にはならない。早朝は、まず開けたポイントに入る。雨上がり、オーソドックスにテレストリアルフライを選びキャストを繰り返すが、反応は乏しい。水量はそれ程あるわけではない。ウェーダー越しにも冷たいと感じた水温は10℃、ここに前夜の雨の影響があるのかもしれない。車で移動しながら、距離も稼ぐように叩き上がりもしたが、フライには乗ってこない。
f0022098_86636.jpg 支流の最上流部に車を進め、ここで少し早めの昼食を摂り、落ち込みの多い渓を詰めることにする。やっと型の良さそうなイワナをヒットさせるもバラシてしまう。こんなことが2度3度と続き、15時を過ぎても今だノーフィッシュ。良い渓相が続くも反応は鈍く、この先は脱渓点がわからなく可能性もあり、夕刻のラストチャンスを別の小渓流に賭けることにする。
 鬱蒼としたこの渓を夕刻に入ったことはない。せいぜい1時間程度しかできないであろうと思われた。小型のメイフライが少し確認でき、アダムスパラシュートに賭けることにする。多少反応も見られるが、なかなかヒットにまでは至らない。タイムリミットまで後30分を切ったところで、やっとフライに乗った僅か18㎝弱のイワナが嬉しくてたまらない。恥ずかしながら、ネットに収まったそのイワナを見つめ、やや呆然としていたような気がする。9回2アウトからやっとヒットが出て、ノーヒットノーランを免れた、という感じであったろう。その後、橋の下まで釣り上がり、2匹を追加、この日はロッドオフとなった。
f0022098_9114928.jpg

 夕食後の楽しみ、温泉にゆっくりと浸かり、翌日の釣行最終日を迎える。


【9月9日 木曽水系】
f0022098_992746.jpg
 最終日のこの日は、当初から昼までと決めており、少し下流の渓に入る。深夜にものすごい雷雨があり、水量が心配されたが思ったほどではない。ただ、水温は9℃と低い。以前、釣果を得ることができなったリベンジも兼ねている。堰堤の上から釣り上がっていくが、ここでも相変わらず反応は低調である。川通しで戻らざるを得ないこの渓は、見切りを付けるのが難しい。ただ、これだけ反応が乏しいとそれもたやすい。車まで戻りこの先をどうするか思案する。道中の予定していたポイントには車が止まっていた。土曜日ということを考えれば、既に9時を回ったこの時間では、移動をしても先行者のリスクが伴なうだけだとの結論に達し、ここの下流部に入ることにし、1匹ヒットさせたら帰路に付くことにする。
 堰堤下は水量が少なく、水温も11℃と上昇している。入って早速フライに反応がある。フッキングしていないため、フライドレッシングをして少し時間をとり、再度キャスト、今度はしっかり(と感じた)サカナがフライを咥えた。少し錆びかかったイワナのようである。久々の大物の予感がしたが、竿先がふっと軽くなったと思ったら、フライの消えたティペットが力なく返ってきてしまう。呻きにも近い声が自然と出てその場にへたり込み、しばらくその場から動くことができない。
 気を取り直すまでしばらく時間を要したが、その後のキャストには何となく力が込められなかったような気がする。結局、今回の釣行を終える1匹として小ぶりなイワナがヒット、写真に収めた後リリースし、5日間の釣行の幕を閉じた。
f0022098_961258.jpg

 おそらく今シーズン最終となるであろう今回の釣行、決して満足な結果とは言えないが、自然の中にとっぷりと浸かった5日間は、自分にとっては何よりのストレス発散であり、そのわがままを快く(?)受け入れてくれた愛妻、愛娘には心から感謝をしたい。

<完>
[PR]
by sawakobo | 2006-09-10 20:53 | 釣行記