人気ブログランキング | 話題のタグを見る
沢好坊(さわこーぼー)
sawakobo.exblog.jp

渓流・源流好きのB級フライマン沢好坊のBlog ・・・「日常の雑記・食記」に加え「フライ釣行記」とごく稀に「フライネタ」も

by sawakobo
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
沢好坊
ラーメンウィーク その4
ラーメンウィーク その4_f0022098_22331920.jpg 基本的には醤油ベースのラーメンを嗜好しているが、昨日の「日本晴れ」でいただいた豚骨味噌のイメージが未だに残像としてある。豚骨つながりというわけではないが、稲沢にある博多ラーメンの「豚珍軒」の暖簾をくぐった。
 オーソドックスな博多ラーメンをいただくつもりで出かけたのであるが、メニューに気になる一品を見つける。店主に尋ねると、「味噌味のスープで、トッピングにチャーシューと揚げ餅、半玉がのってます」との返答、ん!味噌?「豚骨味噌ですか?」の問いに「そうです」
 その「冬のラーメン」730円をオーダーする。ランチサービスには五目御飯がサービスで付くと言われるが、ラーメンのみとする。全カウンター席であり、製作過程を追うことができる。丼を茹で釜の蒸気で温めるところから始まる。フライ鍋には餅が入ったようである。丼に味噌とラードが入り、豚骨スープが入れられると同時に麺茹で開始、スープを溶いている間に麺を上げる。時間にして1分弱。素早く湯切りされ、スープに入れられる。トッピングが乗るまでの手つきも素早い。
 出来上がった「冬のラーメン」の麺は、博多直送のストレート細麺、トッピングはチャーシュー2枚、上げ餅2個、半熟玉子1/2個に刻みネギ、きくらげである。まず、スープを一口。ややこってりしているがしつこいほどではない。味噌辛さもないまろやかなスープである。この時点で既に完食の予感がする。麺の硬さは問われなかったが、程よい硬さで問題はない。ふと、面前の小壺が目に留まる。博多ラーメンにつきものの、しょうがと高菜である。それに豆板醤風の調味料が… 店主に聞くと、豆板醤をベースにニンニク、ショウガ、焼酎等々を加えた特製辛味調味料とのことであった。レンゲにスープを取りそれを少量加える。ラーメンウィーク その4_f0022098_22344334.jpg
「旨い!」
いやみのない辛さがスープに加わり、ラーメンが一層引き立ちそうである。小ぶりの竹匙に特製豆板醤を3杯加えその後は食す。柔らかめのチャーシュー、やや甘めに味付けされた半玉も美味しくいただけた。みたらし団子を一回り大きくしたような丸い揚げ餅は、スープが絡むことによってなんとも言えない旨さになる。食材にはこだわりを持っているらしい一品だけに、それにふさわしい味で、最後の一滴のスープまでいただき完食である。
 2日続きの豚骨味噌ラーメン、決して同じ味ではないのだが、マイブームになりそうな予感がしている。
ラーメンウィーク その4_f0022098_22354610.jpg

by sawakobo | 2006-01-26 22:42 | ラーメンBlog